「厄除けのお大師さま」で有名な神奈川県の川崎大師。
初詣などで行ったことがある方も多いのではないでしょうか。
今年の令和6年は、御本尊厄除弘法大師大開帳奉修の年にあたるようです。
5月の1か月間は大開帳奉修期間となり、10年に一度の特別な護符「赤札」が授与されるとのこと。
この「赤札」、肌身離さず持ち歩くほか、食べたり飲んだりすることもできるようで、おもしろそうなので飲んでみたい!と思い川崎大師に行ってきました!
赤札について
川崎大師の大開帳は江戸時代から続いているようです。
歴史があるんですね・・!
この時期だけ特別にご本尊さまをお開帳して多くの法要が行われるみたいです。
また、罪障消滅して遍く利益が得られるばかりでなく、一旦危急に面した場合にも、あらたかな霊験の不思議があらわれると、古くから伝え信じられています。引用:https://www.kawasakidaishi.com/daikaicho/
調べていると、体の調子が悪いとか災難に陥った時に飲むとご利益がある!みたいなことを書かいてる方もいたり・・
実際どうだったかという体験談は見つけれられなかったのですが、何事も経験ということで飲んでみたい。
(占いにすがっているわけではないですが興味本位で見てしまいます・・w)
結論、何事も気の持ちようなのでしょうが、ご利益ありそう!!守ってもらいたい!という気持ちと、飲んだらどうなるのか実験的な好奇心のもと、川崎大師へ行ってみることにしました。
いざ、川崎大師へ
過去に1度だけ川崎大師に行ったことがあるのですが、今回は一人で電車に乗って行ってみることに。
京急線に乗って行ったのですが、間違えて羽田空港のほうに向かっていたハプニング・・!
京急線は行先一つじゃないんですね、勉強になりました!!
当たり前ですが行先をきちんと確認しないといけないですね・・!
そんなこんなで、京急川崎から大師線に乗り換え、無事川崎大師駅へ到着。
電車の中でも赤札のお話をされてる方がチラホラ。
ちなみにGW中は混みそうだなと思い、5月11日(土)に行ってみました。
天気が良くて仲見世通りも映えますね!
仲見世通りの店頭には、赤札入れなんかも売られてました。
境内の屋台でも売ってましたが、値段はどちらも500円くらいだったと思います。
屋台のほうは5個買ったら安くなる、みたいなおまけしてるところもあるみたいでした。
門の手前には「大開帳奉修」の旗が。
10年に一度の特別感がありますね!
門をくぐると、前に来た時にはなかった供養塔が。
この供養塔から伸びる綱が、ご本尊厄除弘法大師さまの右手へ繋がっていて、手に取って拝むことでお大師さまとより深いご縁を結ぶことができそうです。
私は10時40分頃到着しましたが、既に供養塔には行列が・・
赤札の授与は6時・9時半・11時・13時・14時半・16時くらいという噂を入手していたので、11時にチャンスあるかもなと思い、供養塔は後からにして一旦赤札を待つ列を目指すことにしました。
(ただしこの時間に必ず授与が行われるわけではないようです。)
引用:大開帳奉修 | 川崎大師
こちらは川崎大師のHPに掲載されている境内マップです。
このマップの④に赤札を待つ人用のテントがあるとのことで向かってみると・・・
え・・!!
テントからあふれている!!
最後尾どこだ!と思って歩いていると、警備の方が誘導していて「不動門」のほうに向かってくださいとのこと。
4時間並んだ方もいるとネットで見たのでそりゃあ混むよなと思って向かうと・・
なんとトイレの奥にも列が続いてました!
覚悟はしていたがすごい列!!
並びきれるのか?果たして並んだ人全員同じ回で授与されるのか・・などいろいろ不安になりつつも列に並びます。
アウトドア用の小さい椅子に座って待ってる方もいて、なるほど賢いな・・!と思いました!
各所に誘導の方がいて、4名1列で待つことに。
噂によると、この半纏を着てる方が動き始めると列が動き出す時間が近いとの噂。
列に動きがない間は、この半纏の方達はテントにいらっしゃるとのことですが、10時45分現在、動いてそう!これはあまり待たずに行けるかもしれないぞ!!と期待が膨らみます。
赤札ゲット
11時過ぎくらいに半纏の方が靴を入れるビニール袋を配り始め、ラッキーすぐだった!
・・と思ったのですが、結局列が動き始めたのは11時半頃だったと思います。
それでも待ち時間45分くらいだったので運がよかったと思います!
列が動き始めて中に入り、赤札をいただくまでだいたい1時間くらいだったでしょうか。
無事赤札をいただきました!
何枚かいただきました!みたいな記事も読んだのですが、1回1枚なんですね・・!
その記事の方は何回か並んだんだなと後になって分かりました(無知野郎)。
この日は写仏会をやっていて、前から興味があったので電話して聞いてみると、予約していなくても当日受講可能とのことで参加することに(わくわく)!
写仏会で和尚様がおっしゃってましたが、遠方から赤札授与のために1か月間ホテルに滞在して朝から何度も並ぶ方もいるとか。
そして朝は4~5時くらいから数百名の方が並ぶそうです。
朝6時が狙い時なのかなと思ったりしたのですが、全然そんなことなかったようです><
本気度が違いますね・・!
写仏会まで1時間間くらい時間があったのと、お昼時ということもありお腹が空いたので、屋台の焼きそばを食べました。
川崎大師はたくさん屋台が出てるからどれを買うか迷いますね・・!
この焼きそばは、こんなにあふれんばかりの大盛で500円でした。
人は多かったですが、赤札や供養塔に並ぶ方が多いからかベンチは結構空いていて、座って食べられました!
供養塔も拝めました
供養塔はお昼頃が非常に混んでました。
写仏会が16時頃終わったのですが、その頃は全然並んでる方がおらず、すぐに拝むことができました。
綱だけじゃなく、供養塔に念を込めてる方がたくさんいるように見受けられました。
これは単に記念写真です。
青空といい感じです!!
赤札を飲んでみる
はてさて、無事に赤札を授かることはできましたがどうやって飲んだらいいのやら・・
調べてみると一文字ずつ切って水に溶かして飲むとよいとの情報を入手しました。
とりあえず1文字切ってみました。
残してもな・・と思い1文字ずつ全部切ってお湯に入れてみました。
だんだんインクが解けてきてます。
本当に飲んでいいのかちょっと不安に・・
どこまで溶けるのかもわからない・・と思い、とりあえず飲んでみることに。
結果飲むのが早かったのか、やわらかい紙を飲んでる感じでした。
どうか災厄から守ってください!と念じながら飲んだので、きっと守っていただけることでしょう!!
帰りに仲見世通りにある「とんとこ飴切り」でお馴染みらしい松屋総本店で買ったきなこ飴もおいしかったです!!
とんとこリズミカルに飴を切っていて目を引きますね!
おまけの写仏会
人生初の写仏。
お手本をなぞるだけなのに筆が震えたり、線が均等にならなかったり、かなり難しかったです。
でも集中してるからか時間があっという間に過ぎて充実感もあり非常に楽しかったです。
写仏会についてはまた改めてご報告したいと思います!
